モンテッソーリ教育は、木製の教具が特徴です。
棚の上に、整然と並ぶ色とりどりの木製玩具は、「教具」と呼ばれます。これらはモンテッソーリの感覚教育法に基づく教材で、モンテッソーリとその助手たちが開発しました。
モンテッソーリが提唱する子供との関わりの中での最大の発見は「子供自身が自分で自分を成長させる力を持って生まれてくる(自己開発力または自己教育力がある)」ということです。
そしてその力が十分に発揮される為には次の要素を満たす子供たちの成長に必要な整った環境が必要です。
@ 子供が自分で自由に選べる環境
A やってみたいと思える魅力のある教具
B 社会的、知的好奇心を促す為の異年齢混合クラス編成
C 子供の環境を整備し、援助する教師
そこで「子供の自由が尊重され、一人一人がやりたいものを自分で選んで一生懸命取り組む」という子ども主体で行われます。そのために、子どもがひとりで活動できるよう大人は環境を整え、自立への手助けをします。
また、モンテッソーリ教育法には、日常、感覚、数、言語、文化の5つの分野があり、それぞれに独自の教具、教材が用意されています。
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